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Japan Association for Educational Technology

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第一回ICT教育国際交流会議 開催報告

 全国で開催している「教育の情報化実践セミナー」の一貫として、初めての国際交流会議を開催しました。
 第一回ICT教育国際交流会議は「ICT教育政策のこれからを考える」をテーマに平成22年9月24日(金)東京大手町サンケイプラザにて催されました。開催に当たっては、株式会社エルモ社殿の全面的な協力により、日本、英国、マレーシア、インドネシアの教育政策関係者・研究者をお招きし、各国における教育の情報化の現状を理解するとともに、我が国における教育の情報化推進の課題と方策について考える会議となりました。
 初めての交流会議でしたが、60名を超える申込みがあり、予定時間を越えて熱心な意見交換が行われるなど大いに盛り上がりました。


第一回ICT教育国際交流会議
「ICT教育政策のこれからを考える」


と き  平成22年9月24日(金)15時〜17時30分
ところ  大手町サンケイプラザ 312号室
主 催  日本教育工学協会(JAET)
共 催  社団法人日本教育工学振興会(JAPET)
      株式会社エルモ社

第一回ICT教育国際交流会議
登壇者

【インドネシア】HAIRUN NISSA MADANI SAIMAN女史/ 文部省 中央情報技術局 局長補佐
【マレーシア】Norhayati binti Alias女史 / 文部省 教育水準調査・保障局 副局長
【イギリス】Dave Smith氏 / ICTコンサルタント/ Chair of the Visualiser Forum
【日本】齋藤晴加氏/文部科学省 生涯学習政策局 参事官

プログラム

15:00 開会あいさつ
15:10 「ICT教育政策の現状とこれからの政策について」
      各国代表者によるプレゼンテーション
16:30 パネルディスカッション
      コーディネーター 山西潤一氏 / 日本教育工学協会会長 / 富山大学教授
      指定討論者 堀田龍也氏 / 日本教育工学協会副会長 / 玉川大学教授
      パネリスト(日 本)    齋藤晴加氏
            (インドネシア) HAIRUN NISSA MADANI SAIMAN女史
            (マレーシア) Norhayati binti Alias女史
            (イギリス)   Dave Smith氏
    質疑応答
17:00  閉会

JAET会長 山西氏

開会挨拶
 山西JAET会長は、開会の挨拶の中で、今回の国際交流会議の目的について説明がありました。
 さらに諸外国の教育の情報化が着実に進んできているとして、6月に示された「新たな情報通信技術戦略」の工程表の着実な推進への期待を述べました。

文部科学省 齋藤参事官

各国のプレゼンテーション
 文部科学省の齋藤参事官から「学校教育の情報化に関する懇談会」の討議を踏まえて公表された「教育の情報化ビジョン(骨子)」について、詳しく説明がありました。
 また、平成23年度の「学びのイノベーション事業」の内容に言及され、9月28日から始まる「政策コンテスト」に対し、パブリックコメントによる意見の提出について希望がありました。

インドネシア SAIMAN女史

インドネシアのSAIMAN女史は、ユネスコによる教育の情報化推進のための4つのステージで、アジア諸国と比較してインドネシアのポジションが説明されました。
 その上で、教育上での課題と、推進されている教育の全国ネットワーク「JARDIKNAS」及び教育用TVプログラム「TVE」について、詳細に説明されました。
 最後に、今後モデルスクールでの多くの実践計画が示され、ICT活用への意気込みが伝わりました。

マレーシア Alias女史

マレーシアのAlias女史は、21世紀スキルの習得に向けた2020ビジョンとしてマレーシアのスマートスクールについて解説されました。
 実践にあたっては、Wave1〜4の4段階の内、すでに全ての学校にPCが配備されており現在はWave3にあるとのことです。
 今後は、全ての学校をスマートスクール化することを目指しており、国の重要な政策であることが示されました。

英国 Smith氏

英国のSmith氏は、21世紀の学校は教育の情報化が必要だとして、ICT活用の有効性を強調しました。
 英国では、文部省の政策に沿って、Bectaや地方自治体が分担して学校を支援しており、学校での指導と学習にはIWBが活用されています。
 ソフトウェアには2002年から7年間で5億ポンド、ハードウェアには年間2億ポンドが使われるなど、国家戦略としての現状が紹介されました。

パネルディスカッション

パネルディスカッション
 各国の発表を受けて、コーディネーターに山西会長、指定討論者に堀田副会長が参加したパネルディスカッションが行われ、会場からの質問や意見交換が行われました。
 各国の取組みに対し、日本が教育の情報化を推進していくためには、参加者みんなでしっかりと支援していくことの重要性を感じた意義深い交流会となりました。


*各国のプレゼンテーション資料の詳細については、ダウンロードしてください。
 日本: 教育の情報化推進施策等について (PDFファイル 2797KB)
 インドネシア: Jardiknas and TVE For Education (PDFファイル 2975KB)
 マレーシア: THE MALAYSIAN SMART SCHOOLS:DEVELOPING 21st CENTURY SKILLS (PDFファイル 5478KB)
 イギリス: 21st Century Schools need 21st Century Thinking (PDFファイル 2536KB)



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